新着情報

2020.02.07

小角X 線散乱法技術セミナー

Nano-InXider 及びUSAXS/Xeuss3.0 による香粧品・医薬品解析事例の紹介

三洋貿易株式会社主催の小角X線法技術セミナーにて香粧品・医薬品製剤の溶液中での分子会合体の構造解析についてSAXS/WAXS/USAXSの有用性を具体的に紹介させていただきました。
2020.01.14

日本化学会 第24回関西支部コロイド・界面実践講座

乳化剤の特性評価とその選び方

乳化剤として用いる界面活性剤の会合挙動と乳化系への選択基準、液晶・αゲルを用いたエマルションの調製と特性について発表いたしました。
2019.12.09

IFSCC 2019 ミラノ中間大会 国内報告会

潤いを与える新規オイルゲル技術;αゲル構造を利用したオイルゲルメカニズムとリップグロスへの応用

第85回SCCJ研究討論会/IFSCC 2019ミラノ中間大会 国内報告会にて、ミラノ中間大会でポスター発表した内容について報告を行いました。
2019.11.28

第85回SCCJ研究討論会

非イオン界面活性剤から成るベシクル組成物、及びその皮膚浸透性能

非イオン界面活性剤として数種のポリグリセリン脂肪酸エステルを用いて、その化学構造、組成比率を調整することで、粒子径が小さく膜流動性の高いベシクルを調製しました。皮膚浸透性に及ぼすベシクルのサイズ、及び膜流動性の影響を三次元培養皮膚モデルを用いて評価した結果、ベシクルの粒子径が小さく、二分子膜の膜流動性が高いほど皮膚浸透性が向上することを確認しました。
2019.11.20

日本研究皮膚科学会

Hydrogenated retinol abrogates the over-expression of neprilysin by inhibiting UVB up-regulated epithelial-mesenchymal cytokine interactions

線維芽細胞由来のエラスターゼであるネプリライシンは、紫外線曝露により過剰に誘導されエラスチンの三次元構造を破壊し、シワの原因となることが知られています。このネプリライシンの過剰発現には、IL-1αやGM-CSFを介した表皮-真皮相互作用の関連が報告されています。そこで、表皮-真皮共培養系を用いて水添レチノールの作用を評価したところ、紫外線曝露によるネプリライシンの過剰誘導を抑制する作用が明らかとなりました。さらに詳細な解析により、この水添レチノールの作用は紫外線曝露後の表皮におけるIL-1αの過剰誘導と表皮-真皮共培養系におけるGM-CSFの過剰誘導を抑制に起因することが確認されました。以上のことより、水添レチノールは光老化皮膚におけるシワ形成を抑制が期待できる有効成分であると考えられます。
2019.11.19

第3回オレオマテリアル学術交流会

新規パーフルオロポリエーテル誘導体被覆粉体の開発と機能

化粧品に用いられる各種顔料には、化粧崩れ防止の目的でパーフルオロアルキル化合物による表面処理が頻用されますが、環境や生体への蓄積性を懸念した法規制の強化により、近年は使用が憚られています。
本発表では、フッ素の特徴を有しながらパーフルオロアルキル化合物とは全く異なる構造であるパーフルオロポリエーテルを主鎖に持つ表面処理剤を各種顔料に処理し、その優れた撥水、撥油性、低摩擦性を報告しました。

ポリグリセリン脂肪酸エステルからなるベシクルの皮膚浸透性、及びその有効性

非イオン性界面活性剤から構成されるベシクル状会合体は、リン脂質から構成されるリポソームの問題点(高価格、低い安定性など)を改善した高機能性ベシクルとして期待されています。本研究では、ポリグリセリン脂肪酸エステルを用いて調製したベシクルの皮膚浸透性を3次元皮膚モデルにより評価しました。その結果、調製したベシクル配合により水溶性有効成分の浸透性が向上し、その有効性が向上することを確認しました。
2019.11.11

OKINAWA Colloid 2019

α-Gel (α-type hydrated crystal) structure evaluation formed by monohexadecyl phosphate with L-arginine and its application into cosmetics.

モノヘキサデシルリン酸アルギニン塩は水と混合することで幅広い温度及び濃度範囲において安定なαゲルが形成することを見出しました。このαゲルは他のアニオン性界面活性剤と異なり、クラフト温度以下の25℃において一年以上も水和結晶に転移することなく安定であることが分かりました。
この高い水の保持力により、小じわ改善や大気汚染物質からの皮膚を保護するなど様々な機能を有することを見出しました。

Development of Catalytic Hydrogenation Processes of Cosmetic Compounds Using Continuous Flow Reactors

化学品の製造方法としては大きく分けてバッチ生産式、フロー連続生産式が挙げられますが、現在ファインケミカル分野では複雑な反応に対応しやすいバッチ式生産がほとんどを占めています。一方、フロー連続生産は生産性や安全性の面でバッチ生産式より優れており、環境調和の化成品生産法として、近年大きな注目を集めています。
今回、自社で開発中の化粧品原料のフロー連続生産の試みと、さらにフロー装置を用いた地球外環境での化成品生産の可能性について報告しました。
2019.11.11

日本研究皮膚科学会

Hydrogenated retinol abrogates the over-expression of neprilysin by inhibiting UVB up-regulated epithelial-mesenchymal cytokine interactions

線維芽細胞由来のエラスターゼであるネプリライシンは、紫外線曝露により過剰に誘導されエラスチンの三次元構造を破壊し、シワの原因となることが知られています。このネプリライシンの過剰発現には、IL-1αやGM-CSFを介した表皮-真皮相互作用の関連が報告されています。そこで、表皮-真皮共培養系を用いて水添レチノールの作用を評価したところ、紫外線曝露によるネプリライシンの過剰誘導を抑制する作用が明らかとなりました。さらに詳細な解析により、この水添レチノールの作用は紫外線曝露後の表皮におけるIL-1αの過剰誘導と表皮-真皮共培養系におけるGM-CSFの過剰誘導を抑制に起因することが確認されました。以上のことより、水添レチノールは光老化皮膚におけるシワ形成を抑制が期待できる有効成分であると考えられます。
2019.10.28

毛髪科学技術者協会関東支部

界面活性剤の機能特性とその応用

界面活性剤は種々条件により溶液中で特異な分子集合状態を形成するため、日用品、化粧品、医薬品等の分野において、製剤の機能発現に重要な役割を果たしております。特に近年では、分析技術の著しい進歩により、実使用形態に則した濃度・温度範囲での直接且つ詳細な存在状態の把握や構造特性の理解が可能となりつつあり、界面科学分野においても目的に応じた論理的な機能設計が多くなされはじめてきております。本セミナーでは、「界面活性剤の機能特性とその応用」と題し、製剤研究事例(毛髪関連研究事例含)をもとに界面活性剤が持つ構造特性を明瞭かつ具体的なイメージとして掴んで頂きました。
2019.10.25

筑波大学ヒューマンバイオロジー学位プログラム(ビジネスリーダーズセミナー)

What I learned through the development research of personal care products: Real pleasure and unpredictable traps

パーソナルケア製品の開発研究に不可欠な「製品設計」「技術開発と応用」「生活社会環境の解析」「人との交流」を通じて学んだ事柄を、失敗体験も含めてお話しいたしました。
2019.10.23

加計学園コスメティックサイエンスシンポジウム 特別講演

環境ストレスに注目した新規コンセプトを有する素材開発
~紫外線、大気汚染、乾燥を中心に~~


皮膚は我々ヒトの身体の最外層を担う組織であり、生命の維持に不可欠です。皮膚の中でも最も外側に位置する角層は、体内の水分を保持するとともに外界からの微生物や物理化学的な刺激を防ぐ重要なバリア機能を担っています。この皮膚は恒常的に外部からの刺激 (環境因子) に曝されており、このような刺激の蓄積が、結果として角層のバリア機能の低下を招くことがあります。
そこで本発表では、環境因子である紫外線、大気汚染物質、および乾燥の三種の因子を中心に、各因子に曝露された皮膚内部での細胞の応答性と活性酸素種 (ROS) の関与、またこれら環境ストレスに対応する素材開発について発表をしました。
2019.10.15

化粧品技術者会(東日本支部)第45回研究会

ユニーク製品開発のための乳化剤選択と使い方

製品機能設計のための乳化剤の選択や使い方を、「界面活性剤の基礎知識」「適切な乳化条件の設定と解析」「失敗やトラブル例も含めた商品開発研究事例」という観点からお話しいたしました。
2019.10.03

25th IFSCC Conference Milan 2019

Novel Oil Gelling Technology with High Moisturization; Oil Gelling Mechanism Developed by Alpha-gel (α-gel) Structure and its New Application for Lip Gloss

これまで我々は、高純度モノリン酸セチルアルギニン塩が、水中で安定なαゲル構造を形成すること、またαゲル構造中の結合水の存在により高い保湿効果をもたらすことを報告してきました。本研究では、このαゲル構造に着目し、αゲル分散系がつくる格子中に油剤を保持させ、油剤をゲル化させることが可能ではないかと考え、検証しました。結果として、油剤の種類・極性によらずオイルゲルを調製可能であること、また、油剤の共存下においてもαゲル構造が維持されていることが確認されました。さらにこの新規オイルゲル技術をリップグロス製剤に応用し、口唇に対する保湿効果を評価したところ、プラセボと比較して有意に高い表面水分量を示し、かつプラセボと比較して塗膜の均一性(色の均一性)が高いことが確認されました。以上から、本技術をリップグロス製剤に応用することで、高い閉塞性、保湿性を付与でき、メイクとしての効果にプラスしてスキンケア効果を訴求することが可能となります。
2019.10.03

αゲルの基礎的理解と化粧品製剤化技術

高純度モノアルキルリン酸の形成するαゲルの特徴と化粧品への応用-αゲルに取り込まれた水の挙動、高級アルコールとの相互作用

高純度モノアルキルリン酸はアルギニンで中和することで安定なαゲルを形成します。界面活性剤単独で水とαゲルを形成する素材は珍しく、様々な機能が見出されています。そこで本講演では高純度モノアルキルリン酸の形成するαゲルの特徴とそこに含まれる水の挙動、さらには化粧品で多く用いられる高級アルコールとの相互作用について詳しく解説しました。
2019.09.24

Europian society for dermatological research 49th Annual meeting

Anti-aging effect of retinyl linoleate focused on the nasolabial folds using 3D imaging analyses.

日常的な紫外線への曝露は、しわ、たるみ、および色素沈着のような見た目の変化を伴う光老化皮膚の原因となります。我々はリノール酸レチノールを合成し、これまでに真皮におけるヒアルロン酸合成やコラーゲン合成の促進作用、また表皮におけるメラニン産生抑制作用を報告しています。これらの作用を臨床試験で検証することを目的として、法令線に対する作用を評価しました。その結果、リノール酸レチノールを配合したクリームの連用により、法令線全体のサイズ、幅、および深さの全てにおいて有意な改善が認められました。さらに、皮膚表面水分量や皮膚色の明度においても有意な上昇が認められました。これらの作用はリノール酸とレチノールの作用に基づくことが示唆されました。これらの事実を裏付けるために、さらに皮膚のターンオーバーに対する臨床作用を検討したところ、薬剤処理による色素沈着はリノール酸レチノールを配合したクリームの連用により、早期に消失したことからターンオーバーを促進することが確認されました。以上より、リノール酸レチノールは法令線を改善することで光老化皮膚における顔の見た目の改善に有効であると期待されます。
2019.08.03

日本油化学会主催2019年若手の会サマースクール

分子会合体の溶液構造解析とその応用

界面活性剤やタンパク質等の分子会合体は、各種条件により溶液中で特異的な分子会合状態を形成することから、界面・集合状態をナノレベルで制御可能であり、香粧品・医薬品分野等へ応用がなされております。近年、種々解析技術の進化に伴い、実使用形態に則した濃度・温度範囲で直接的に解析可能な手法が注目され、その得られた結果は製品機能に直結する重要な情報を含んでいることから、新製品設計の一助となることが期待されております。今回、これら技術の有用性について、特に溶液中のミセル、ベシクル、タンパク質に関する解析結果および、応用事例を紹介いたしました。
2019.07.19

第84回SCCJ研究討論会

α-グルカンオリゴサッカリドによる皮膚常在菌叢の改善作用

皮膚表面に存在する細菌は皮膚常在菌叢を形成しており、皮膚の恒常性維持や疾患への関与が報告されています。特に皮膚生理機能に関しては、表皮バリア機能や皮膚表面pHへの関連が知られています。
そこで我々は、ショ糖およびマルトースから酵素合成により得られた天然のグルコオリゴ糖であるα-グルカンオリゴサッカリド(α-GOS)に着目をし、α-GOS配合製剤2週間連用前後での皮膚常在菌叢に対する臨床作用を検討しました。
皮膚常在菌叢を次世代シークエンサーにより解析した結果、α-GOS配合製剤の連用により、善玉菌の増加と悪玉菌の減少が認められました。さらに、試験開始時に皮膚常在菌叢の多様性指数が低かった被験者においては、α-GOS配合製剤連用による多様性指数の増加が認められ、全菌数に対するアクネ菌の占有率が理想値へ近づきました。以上の結果より、α-GOSは選択的に善玉菌の増加に働きかることで、皮膚常在菌叢を改善する作用が期待されます。
2019.07.16

第49回化粧品技術基礎講習会

化粧品の原料

化粧品の様々な原料に関しまして、わかりやすく、簡単に説明させていただきました。
2019.07.05

日本油化学会主催界面実践講座2019

分子会合体の溶液構造解析︓可溶化・乳化挙動の解析

各種溶液構造解析で捉えることができる分子会合体の構造特性を解説し、可溶化や乳化溶液の解析に適用した研究事例を紹介しました。
2019.06.26

日本油化学会 フレッシュマンセミナー(第20回)― 界面科学と界面活性剤 ―

エマルションの基礎と応用

エマルションは様々な分野で応用されています。しかしながら熱力学的に安定な平衡系ではないため、同じ組成であっても乳化手順や操作の違いにより、その状態は大きく異なります。本セミナーでは,エマルションの処方開発の基礎として適切な乳化剤の選択、乳化安定化理論および同一組成でも状態が異なる理由について解説した後、液晶やαゲルなど分子集合体を用いた最新の乳化技術とその応用例について発表いたしました。
2019.06.24

東京理科大学オープンカレッジ

化粧品のなりたち

化粧品の多くにはソフトマテリアルやコロイド分散系が応用されています。本講座では、①化粧品を取りまく社会環境と技術動向、②化粧品製剤の成り立ちと機能を発揮させるための仕組み、素材の使い方について解説いたしました。
2019.06.19

第51回化粧品技術基礎講習会

化粧品の原料

化粧品の様々な原料に関しまして、わかりやすく、簡単に説明させていただきました。
2019.05.25

日本化学会 第35回現代コロイド・界面化学基礎講座(界面コロイドラーニング)

界面活性剤多成分溶液系における相図の見方と製剤への応用

界面活性剤のような両親媒性化合物は、独特の溶解挙動を示すとともにさまざまな会合体を形成します。相平衡図(相図)を用いることにより、その挙動や性能を把握することができます。とくに油剤が存在する界面活性剤/水/油系の3成分系相図は、乳化、可溶化の状態と生成機構を理解する上で重要です。
コロイド化学初級~中級技術者に向け、相図の読み方・作り方、乳化・可溶化機構の理解と応用について解説を行いました。
2019.05.20

第9回 化粧品産業技術展 CITE JAPAN 2019

世界で認められた自然からの贈りもの、セルロースナノファイバー!
アウロ・ヴィスコ™ CSのスキンケア化粧品への応用


天然由来成分で処方を組みたい!処方を安定化したい!でもべたつくのはイヤ!そんな悩みを解決するのがアウロ・ヴィスコTM CS!樹木から得られるパルプをナノオーダーまで細かくすることで、水を透明に増粘する機能が生み出されました。アウロ・ヴィスコTM CSは、みずみずしくてべたつきがないゲルを形成できるなど、今までにない化粧品用の水系増粘、分散剤です。
2019.05.20

第9回 化粧品産業技術展 CITE JAPAN 2019

NIKKOL独自技術が生んだ新規メイク用表面処理顔料 
~効果実感!!超さらさらロングラスティングパウダー~


化学構造設計から効果実感まで、NIKKOL GROUPの独自技術により、高い撥水・撥油効果で汗・皮脂崩れをブロック、さらに伸びやかなさらさら使用感で、効果実感できるロングラスティングパウダーです。
2019.05.20

第9回 化粧品産業技術展 CITE JAPAN 2019

広がるグリシン亜鉛コンプレックスの可能性
~環境ストレス対策スキンケアからヘアカラー持続効果まで~


NIKKOLグリシン亜鉛コンプレックスは、スキンケアからヘアケアまで幅広く使える原料です。スキンケア原料として、表皮と真皮のクロストークを介したエイジングケアから、大気汚染やブルーライトなどの環境ストレスに対応する機能まで幅広い効果を発揮します。さらにヘアケア原料としても、従来とは違うアプローチでカラーリング効果を持続させます。
2019.05.20

第9回 化粧品産業技術展 CITE JAPAN 2019

優れた経皮吸収促進効果を有するベシクル
~ノニオン界面活性剤からなるNIKKOL ニコソーム PV~


NIKKOL ニコソーム PVはノニオン界面活性剤からなるベシクル素材です。リポソームと同様の二分子膜構造を有しており、有効成分の皮膚への浸透性を向上させます。コロイド科学技術により、水溶液への分散性、皮膚への浸透性を最適化したNIKKOL ニコソーム PVは、リポソームの代替えとして期待できます。
2019.04.25

技術教育出版セミナー

クレンジング、クリーム・乳液の処方技術講座

処方開発の基礎として、クレンジングおよび乳液・クリーム製剤の型、処方構成、素材の動向をまとめ、処方開発に不可欠な『乳化、可溶化、ゲル形成』と『界面活性剤の選択と適切な使い方』について解説いたしました。また、製剤の特性賦与および機構解析に必要な『界面活性剤の会合構造(液晶、D相、α-ゲル)とその見分け方』、『界面活性剤/油/水系の相図の読み方と処方設計への応用』など基礎的な内容の他、『実用系における訴求の変遷とそれに伴う処方の変化と動向』、『実処方でのトラブル事例と対処法』について補足説明をいたしました。
2019.03.22

CPhI Japan

半固形製剤の処方組みと原料特性
Design of Semi-Solid formulations and the properties of ingredients


薬剤だけでなく、製剤の長期的安定性は、製剤設計における重要なポイントです。安定な製剤をより短期間で処方組みしていくためには、各添加剤の原料特性を深く理解することが、重要な要素のひとつになります。本プレゼンテーションでは添加剤メーカーの視点に立って原料特性をご紹介しました。
2019.03.08

35th INTERNATIONAL ANNUAL MEETING IN PHARMACEUTICAL SCIENCES

Development of highly purified mono alkyl phosphate and its application to cosmetics

モノヘキサデシルリン酸アルギニン塩の相図を作成し、幅広い温度領域および濃度領域において安定なαゲルを形成することを見出しました。またこのαゲル構造を持つことで、保湿だけでなくシワの改善効果、キメの改善効果、大気汚染物質に対する耐性効果など様々な機能が発現することを解説しました。
2019.03.07

技術情報協会セミナー

相図を用いた乳化・可溶化の理解と実用系での機能性付与

界面活性剤のような両親媒性化合物は、独特の溶解挙動を示すとともにさまざまな会合体を形成します。相平衡図(相図)を用いることにより、その挙動や性能を把握することができます。とくに油剤が存在する界面活性剤/水/油系の3成分系相図は、乳化、可溶化の状態と生成機構を理解する上で重要です。
相図の読み方・作り方、相図を用いた乳化・可溶化の解析と製剤開発への応用について解説を行いました。
2019.02.15

JCCセミナー(一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター)

分子集合体を用いたエマルションおよびゲル

界面活性剤や両親媒性の脂質が形成する分子集合体(液晶やαゲル)を活用したエマルション、ゲルの生成と安定化、および化粧品への応用について解説を行いました。
また、実用面から分子集合体を利用するメリットについて示しました。
2019.01.15

日本化学会 第23回関西支部コロイド・界面実践講座:ソフト系の分散・凝集の評価法とその制御

乳化剤の界面特性評価とその選び方

エマルションは実用系において有用性の高い製剤であり、その生成、安定化、機能付与には乳化剤の選択と用い方が重要な因子となります。適切な乳化剤選択の基本となる界面特性の評価について「溶存状態と相挙動」「会合体の形成」「外的因子によるH/Lバランス変化」の観点から解説いたしました。
実例として『同一組成でありながら調製法で状態が大きく異なる理由』について考えていきます。そこから導かれた考えをもとに『微細で均一なエマルション調製のキーポイント』、『実用系に役立つ分子集合体を利用した乳化製剤』についても解説を行いました。
2018.12.21

IFSCC2018 ミュンヘン大会 国内報告会

浸透保湿促進効果を有するグリセリン誘導体

グリセリン誘導体であるPPG−24グリセレス−24は、水溶性であるにも関わらず、油性成分にもなじむ性質を有しています。そのため、PPG−24グリセレス−24を配合することにより、水系製剤の肌へのなじみも向上する可能性があります。本発表は、PPG−24グリセレス−24の界面化学的性質とともに、皮膚に対する機能として、保湿効果および浸透効果について検討しました。
2018.11.27

保湿化粧品開発の基礎と最新技術-皮膚科学・商品トレンドをベースに

タイトジャンクションの生理機能と化粧品素材開発への応用

皮膚の恒常性は、角化した細胞から構成される角層のバリアと表皮顆粒層に特異的に発現するタイトジャンクションのバリアにより保たれています。本講演では、近年研究が進んでいるタイトジャンクションの機能と化粧品分野への応用について述べました。
2018.11.25

第31回日本動物実験代替法学会

単層培養表皮細胞および再生ヒト表皮モデルにおけるDNAマイクロアレイ法を用いた各種遺伝子発現応答の比較

我々は、皮膚の三次元構造を模した再生ヒト表皮モデルおよび単層培養の正常ヒト表皮細胞を用いて、薬剤や刺激に対する応答性の評価を行っています。今回、モデル薬剤として化粧品に活性成分として広く用いられているビタミンC誘導体 (VC-PMg) を選定し、DNAマイクロアレイ法を用いて再生ヒト表皮モデルと単層培養細胞のそれぞれの評価系の違いによる薬剤応答性の差異に関する比較検討を行いました。試験を行う目的に応じ、再生表皮モデルまたは正常ヒト表皮細胞を選択し、適した培養時間にて試験を行うことが重要であると考えています。
2018.11.16

日本化学会 コロイド界面化学部会 第6回 分散・凝集科学技術講座

基礎から乳化を見つめなおす

乳化系は熱力学的に安定な系ではないため、目的とする状態や物性を再現良く得ることは難しく、経験やノウハウが必要ではないかと思われることが多々あります。乳化の基本である調製法、乳化剤の選択、安定化の理論と実用系に於ける理論とのギャップについて実例をあげて示したのち、『同一組成でありながら調製法で状態が大きく異なる理由』について考えていきます。そこから導かれた考えをもとに『微細で均一なエマルション調製のキーポイント』、『実用系に役立つ分子集合体を利用』について平易に解説を行いました。
2018.11.07

第65回界面科学部会秋季セミナー

新規パーフルオロポリエーテル誘導体の開発とメイク用処理粉体への応用

撥水・撥油性を付与するフッ素化合物はさまざまな分野で応用されていますが,表⾯処理剤として使⽤される「パーフルオロアルキル化合物」は,製造・使用に際して,厳しい規制が課され,年々強化されています。本講演では,その規制から完全にフリーとなる新規ポリパーフルオロポリエーテル誘導体をメイク用表面処理剤として開発致しました経緯および,作製した各種表面処理粉体の撥水・撥油性および滑り性について紹介しました。
2018.09.25

IFSCC 2018 Congress

Lysophosphatidic acid prevents sensitive skin via suppression of nerve growth using hiPS techniques induced by environmental pollutants

皮膚における神経伸長は、環境ストレスによって引き起こされることが分かってきました。健康な皮膚においてはセマフォリン3A(Sema 3A)が良く発現しており神経伸長因子(NGF)レベルが低い状態にありますが、一方でアトピー性皮膚炎や乾燥肌においてはSema 3AとNGFのバランスが崩壊していると言われています。すなわち、これらバランスの崩壊による表皮層への神経線維侵入を制御することが、健康な皮膚の維持に重要と言えます。本研究では、大気汚染物質の一つであるdiesel particulate extract (DPE)が神経伸長のバランス制御を崩壊させる可能性について明らかにすることを目的としました。その結果、DPEに曝露した正常ヒト表皮細胞から放出される因子によって、ヒトiPS細胞由来神経細胞の神経線維伸長が引き起こされることを見出しました。さらに、皮膚のバリア機能を高める素材としてリゾリン脂質(LPA)の作用を検証した結果、DPEによる神経伸長を抑制する作用を確認しました。そのメカニズムとして、LPAがSema 3Aの発現を顕著に増加させることを確認しています。以上の結果より、大気汚染物質が神経線維伸長を介した敏感肌をもたらす可能性があり、表皮バリア機能を高めることがこれらの改善に有効であることが示唆されました。
2018.09.25

IFSCC 2018 Congress

Booster of Penetration and Moisturizing Effect for Skin

グリセリン誘導体であるPPG−24グリセレス−24は、水溶性であるにも関わらず、油性成分にもなじむ性質を有しています。そのため、PPG−24グリセレス−24を配合することにより、水系製剤の肌へのなじみも向上する可能性があります。本発表は、PPG−24グリセレス−24の界面化学的性質とともに、皮膚に対する機能として、保湿効果および浸透効果について検討しました。
2018.09.01

オレオサイエンス(日本油化学会)

エマルションをつくる:パーソナルケアにおけるエマルションの調製の基本技術

『エマルションを作る』というタイトルで、私たちの日常生活になじみ深いパーソナルケア製品の基剤となるエマルションの構成と状態、調製法、適切な乳化条件の見極め、粘弾性挙動の制御、さらには応用として保湿効果の賦与について解説をおこないました。
エマルションは平衡系ではないので、組成が同じでも調製法により状態が大きく異なることがあります。したがって理論的な取扱いは困難であり、はじめて接する時に戸惑うことが多い系であると思われています。しかし、乳化過程における相状態やその変化を解析することにより、適切な乳化剤の選択や乳化プロセスの設定が可能になります。また、界面活性剤や極性脂質など両親媒性分子が形成する会合体が、微細な乳化粒子の生成、安定性、粘弾性挙動の制御に寄与し、保湿性など実用系における付加価値の賦与にも有効であることを示しました。
2018.08.28

第2回オレオマテリアル学術交流会

ポリグリセリン脂肪酸エステルからなるニオソームの二分子膜物性と経皮吸収性の関係性

非イオン性界面活性剤から構成されるベシクル状会合体は一般的にニオソームと呼ばれ、脂質から構成されるリポソームの問題点(高価格、低い安定性など)を改善した代替えとして期待されています。本発表では、非イオン性界面活性剤としてポリグリセリン脂肪酸エステルを用いたニオソームの調製、及び3次元皮膚モデルを用いて経皮吸収性を評価しました。さらに、経皮吸収性に及ぼすベシクルサイズとベシクル二分子膜の膜流動性の影響について検討した結果について発表致しました。
2018.07.20

第65回繊維応用技術研究会

界面活性剤の基礎と香粧品との関わり

一つの分子内に親水基と疎水基という、相反する性質の構造を有する物質を界面活性剤と呼びます。界面活性剤は我々が生活を営む上で欠かせない物質であり、様々な場面で使用されています。そこで、本講演ではその界面活性剤の分類や基礎的な物性について解説し、それらの香粧品分野での応用、最近の研究トピックスについて簡単に紹介しました。
2018.07.19

製剤機械技術学会(第12期 半固形製剤教育研修会)

エマルション・ゲル・液晶製剤と機能の賦与

両親媒性分子が形成する分子集合体の種類、形成条件、構造、状態の解析について説明を行った後、液晶やαゲルなど分子集合体を用いた最新の乳化技術とゲル、液晶製剤の設計と機能賦与について解説をしました。
2018.07.06

第48回化粧品技術基礎講習会

化粧品の原料

化粧品の様々な原料に関しまして、わかりやすく、簡単に説明させていただきました。
2018.06.30

東京理科大学オープンカレッジ

化粧品のなりたち

化粧品の多くにはソフトマテリアルやコロイド分散系が応用されています。
本講では、①化粧品を取りまく社会環境と技術動向、
②化粧品製剤として最も多く用いられているエマルションの生成法と粘弾性コントロール技術、
③液晶やゲルなど分子集合体を用いた特性・機能の発現法と化粧品への応用例について紹介いたしました。
2018.06.21

日本油化学会 フレッシュマンセミナー(第19回)― 界面科学と界面活性剤 ―

エマルションの基礎と応用

エマルションは様々な分野で応用されています。しかしながら熱力学的に安定な平衡系ではないため、同じ組成であっても乳化手順や操作の違いにより、その状態は大きく異なります。本セミナーでは,エマルションの処方開発の基礎として適切な乳化剤の選択、乳化安定化理論および同一組成でも状態が異なる理由について解説した後、液晶やαゲルなど分子集合体を用いた最新の乳化技術とその応用例について発表いたしました。
2018.06.18

第50回化粧品技術基礎講習会

化粧品の原料

化粧品の様々な原料に関しまして、わかりやすく、簡単に説明させていただきました。
2018.06.06

2nd IPCE Conference in Italy

Effects of a lipophilic pro-vitamin C derivative, tetra-isopalmitoyl ascorbic acid (VC-IP), on senile lentigos via controlling melanocyte-keratinocyte interactions.

ビタミンC は皮膚の恒常性維持に重要な役割を果たすことが知られています。そこで、香粧品中での安定性および皮膚透過性を改善したビタミンC 誘導体、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP) を開発しました。これまでに我々は、VC-IP が紫外線曝露後の皮膚において、活性酸素種の発生ならびにこれに続く炎症性応答を抑制することで、色素沈着の抑制に有効であることを報告しています。そこで今回、色素沈着症のなかで最も患者数が多いとされる老人性色素斑に着目をして、VC-IP の作用を検証したので報告しました。
ENGLISH SITE

採用情報

弊社が開発した素材・技術は幅広い分野で利用されています。 私たちと一緒に、豊かな暮らしを支える素材・技術を開発していきませんか?

  • 募集職種

    弊社の主な職種をご紹介します。

  • 新卒採用情報

    新卒の採用に関する情報はこちら

  • キャリア採用情報

    経験者の採用に関する情報はこちら

グループ会社サイト

ニッコールグループでは素材・処方開発から製品化まで化粧品ビジネスをトータルにサポートしています。

  • 日光ケミカルズ株式会社
  • 日本サーファクタント工業株式会社
  • 株式会社二コダームリサーチ
  • ベルジュラックジャポン株式会社
  • 日光ケミカルズ(シンガポール)Pte.Ltd.
  • 日光化学貿易(上海)有限公司

技術・ビジネス支援サイト

chemical-navi
ページTOPへ