コスモステクニカルセンターは設立以来、国内および海外の研究機関・大学・化粧品メーカーとの共同研究・開発に携わってまいりました。現在、化粧品・医薬品・食品などの分野を対象に、多岐にわたる技術テーマに基づいて研究開発を進めております。
特に、化粧品に関しては長年にわたって研究開発を進めており、素材の評価・製品化から販売までのプロセスを一貫してサポートすることが可能です。特殊な素材を使った化粧品の開発をご検討中の企業様、化粧品業界への新規参入をお考えの企業様もぜひお問い合わせください。

また、化粧品だけでなく、自動車や鉄道、航空、農業、建築、アパレル(機能性繊維)など、私たちの開発してきた製品(界面活性剤・配合乳化剤、油性成分、有効成分、粉体成分など)が活躍できるフィールドは数知れません。これまでの研究開発で培ってきた技術・ノウハウを、私たちはもっと広い分野に応用できないかと模索しております。
全く異なる産業分野だからこそ、従来とは異なる切り口から新たな収益につながるアイデアを提案できるはずです。ニッコールグループおよび弊社の保有する技術に興味のある企業・研究機関の皆様は、どうぞお気軽にご相談ください。
共同研究・開発のメリット
弊社は、ニッコールグループの総合研究開発センターです。国内化粧品原料メーカーで唯一、研究開発から製造、販売までを一貫して手掛けることができます。素材開発から製品の企画、製造、販売までをワンストップで支援できる強みを生かし、あらゆるご要望にお応えすることが可能です。
このようなご要望にお応えできます
「取り扱っている原料を使って、いろいろな製品を作りたい」
⇒原料の応用可能性を検討し、素材合成から処方開発などまで一貫して対応します。
「植物由来成分を使った塗料を開発したい」
⇒弊社では、化粧品向けに数多くの植物由来成分を開発してきました。
安全性・安定性・トレーサビリティに優れた植物由来成分を、
他分野の製品開発に活用できます。
「環境や肌にやさしい“なめし剤” を開発したい」
⇒持続可能性(サステナビリティ)の高い植物由来成分を使って、
環境や肌への安全性に配慮した新しい油剤を開発いたします。
一見、関係性が薄いと思われる分野においても、私たちのできることは数多くあります。抽象的なイメージでも構いません。共同開発・研究のアイデアをお持ちの方はお気軽にご連絡ください。
過去の研究・開発事例

大学における基礎研究(新規成分の有効性・機能性評価)を中心に、様々な産業の市場ニーズ・技術テーマに基づいて共同研究・開発を進めてまいりました。
基礎研究だけでなく、産業応用研究(スケールアップ実現可能性の検討)、製造委託(低コスト製造)にも対応可能です。また、サプライヤ―様からご提供いただいた特殊な原料(天然素材、機能性素材、高い汎用性を持つ素材など)を使った素材開発にも携わった実績があります。
今後は、国や業種・研究開発分野の枠を超えて、海外の企業様(製造委託先、サプライヤーなど)や国内外の研究機関の皆様とも連携し、共同研究・開発を進めていきたいと考えております。
主な共同研究先(実績)

国内:宇都宮大学、慶應義塾大学、産業技研総合研究所、筑波大学、東海大学、東京大学、東京工科大学、東京理科大学、理化学研究所など
(50音順)
海外:サウスカロライナ大学、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)、フロリダ大学など
(他、企業とは多数)
今後の共同研究・開発における技術テーマ

- 水溶性アスコルビン酸の工業精製
- エステル化反応の固体触媒
- バイオマス廃棄物の再生利用
- 工業レベルでのメタセシス反応
- 石油由来成分の代替原料の開発
- 各種機能性原料の開発
(機能性粉体、紫外線吸収剤/散乱剤、高分子ポリマーなど)